お墓のリフォーム

こんにちは。東京都世田谷区南烏山の石材店、大久保石材店のデコさんです。

年数が経ち、古くなった墓石をすべて撤去し、新しく立て直すお客様もいらっしゃいますが、使える部分を残して、リフォームをされるお客様も結構いらっしゃいます。

昭和50年代頃までは、外柵部分に安山岩の白河石、カロートに凝灰岩の大谷石を使うこともありました。花崗岩の御影石に比べますと硬度がない分、風化が早く進みます。石塔は御影石で施工しておりますので、作り変える必要もなく、そのままお使いいただけます。

墓石の正面に〇〇家と彫刻していますが、長く継承されるうちに名字が変わることもあります。

お子様が女の子だけですと嫁がれて姓が変わったり、お子様がいらっしゃらない場合は、甥や姪御さんなどの御親戚が継承され、名字が変わることもあります。

正面の文字を切削研磨し、新しい名字に彫りなおします。

この度、リフォームの御用命をいただきましたお施主様は、ご親戚です。竿石正面の〇〇家の文字を 南無阿弥陀仏と彫り直し、上台にお名前を彫刻しました。立派なお墓になり、ご先祖様のご供養もできて、素晴らしいことです。

どうぞ、ご親族一同様、健やかにお過ごしくださり、益々のご発展をお祈りいたします。

施工前
施工後
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